EXAM / ファンド事業

分配金と運用益は同じではない

受け取った現金と残った資産価値を合計し、トータルリターンで運用結果を確認します。

透明な容器への流入と流出

分配金は支払われた現金です。その原資には投資先からの収入、売却益、投資家の元本の返還などがあります。分配率が高いことだけで、高い運用成果が出ているとは判断できません。受取額と残存資産の合計が、投資額と比べてどうなったかが重要です。

同じ分配額でも結果は異なる

1期間の仮例です。追加投資・再投資・投資家の税金は考慮しません。期末価値は分配後であり、EXAMの実績ではありません。

表は横にスクロールできます

項目例A例B
投資額100100
受取分配金88
分配後の期末価値9297
トータルリターン(92 + 8 − 100) ÷ 100 = 0%(97 + 8 − 100) ÷ 100 = 5%

計算で分かることと分からないこと

どちらも投資額の8%を現金で受け取りますが、経済的な結果は異なります。この計算だけでは分配金の税務上の分類は分からず、ファンドの通知書と適用制度の確認が必要です。期中に入出金がある場合は、この単純式ではなく、目的に合う金額加重・時間加重収益率を使います。

分配通知書で確認する

  • 収益・売却益・元本の内訳、見込みか確定か、費用控除前後を確認します。
  • 支払予定が一定でも、運用成績が一定とは限りません。同じ期間・通貨でトータルリターンを比較します。

参考資料

一般的な情報提供を目的としており、投資助言、募集、推奨ではありません。個別の参加には、適格性、書面、適用される許認可の確認が必要です。元本・利回りは保証されず、一部または全部を失う可能性があります。